おでんの寺田屋 | 日記 | わたしの好きなおでんの具

クリスマスの25日、朝日新聞土曜版（be on Saturday）に「わたしの好きなおでんの具」という記事がありました。

おでん屋として興味深く読ませていただきました。

面白いな～と思ったのは「地味な脇役の晴れ舞台」という見出しで始まる「おでんは不思議な食べ物です…」と始まるくだり。 

「高価な具が入っているわけじゃない。野菜はダイコン、肉は牛すじ、魚は練り物。スキヤキ、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋など他の鍋料理に比べたら、見た目も具材も地味。『ごちそう』という感じがしません。でも、寒くなると無性に食べたくなります…」

う～む、まさしくおでんの醍醐味をうまく表現していますな～。

ところで気になる読者の方のランキングですが、

１位　　ダイコン（2427票）
２位　　たまご（1688票）
３位　　こんにゃく（1271票）
４位　　厚揚げ（922票）
５位　　牛すじ（877票）
６位　　もち巾着（799票）
７位　　がんもどき（763票）
８位　　ジャガイモ（714票）
９位　　はんぺん（600票）
１０位　さつま揚げ（580票）

となっておりました。

個人的には「たまご」が２位につけたのが意外でしたが、大体順当といったところではないでしょうか。

関東や関西など地域によってはまた変わってくると思いますが。

しかし、ふだんは脇役が多いダイコンがおでんの具となると、ランキング断トツ１位のごちそうに。

読者の方のコメントで、「おでんはダイコンが勝負。ダイコンがおいしいお店は他の材料も美味しい。だから店に入るとまずダイコンを注文する」とありましたが、手前ども「寺田屋」でもダイコンの素材と味のしみ具合には一番神経をとがらせております。

おでんは地味な料理ではありますが、実は安定した味を出すのが非常に難しく、格闘の毎日です。

さて、あなたの好きな「おでんの具」ランキングはどんな感じですか？